掲載日 : [2008-10-01] 照会数 : 7023
鄭団長ら参席し記念式 在日学徒義勇軍
[ 仁川で行われた在日学徒義勇軍の第58周年記念式 ]
【ソウル】北韓の南侵に対し祖国守護のため自ら志願して参戦、愛国精神の象徴となっている在日学徒義勇軍の6・25参戦第58周年記念式が9月26日、仁川寿鳳公園・在日学徒義勇軍参戦記念塔前で、約200人が参席して行われた。李奉男会長ら在日学徒義勇軍同志会関係者約30人が日本から参加した。
金揚国家報勲処長をはじめ、李昌求仁川広域市行政副市長、マイケル・キューア在韓米軍副司令官らが参席した中、学徒義勇軍同志会の金炳翼会長に次いで記念辞を述べた民団中央本部の鄭進団長は、「在日学徒義勇軍こそ在外国民として祖国の戦争に参戦した世界最初の勇士である」と強調、「その業績が国定教科書に紹介されるよう努力する」と表明した。
「6・25」勃発の報に接し日本各地から青年・学生642人が義勇軍を構成して国連軍に入隊、仁川上陸作戦などに参戦、135人が戦死した。
在日学徒義勇軍同志会は記念式の後、ソウル国立墓地にある在日学徒義勇軍墓地を参拝した。
在日学徒義勇軍同志会では73年、国立墓地に「在日学徒義勇軍慰霊碑」を建立。79年には最初に参戦した仁川上陸作戦を記念するため寿鳳公園に「参戦記念塔」を建て毎年記念式を行っている。
(2008.10.1 民団新聞)