掲載日 : [2008-10-08] 照会数 : 9210
参政権へ政府支援を 世界韓人会長大会も決議
[ 4日の閉会式で功労牌を授与された(左から)承銀鎬、鄭進共同議長 ]
2氏に功労牌
【ソウル】建国60周年記念2008世界韓人会長大会(共同議長=鄭進・日本地域会長、承銀鎬インドネシア韓人会長)が1日から4日、ソウル市内のホテルで開かれ、在外国民の参政権付与の早期実現、在日同胞の日本地方参政権実現に向けた政府の支援などを要望する決議を満場一致で採択するとともに、09年の新共同議長に金勝利米州韓人会総連合会長、李永修アルゼンチン韓人会長を選出して幕を閉じた。
今年の大会には日本、米国、中国など60余カ国から約500人の会長らが出席した。2日の「韓人の日」記念式(記事5面に)後、李御寧中央日報顧問(『縮み志向の日本人』などの著者)による招請講演に続く主題別討論で丁海龍常任顧問は、「祖国が苦しい時代に、民団は率先して大使館と各地の公館を建築・寄贈したほか、国の発展のために物心両面にわたり尽くしてきた自負がある。政府支援金の減額をめぐる論議があるが、枠を縮小して次世代の教育や人材発掘・育成ができるのか」と問題提起した。
最終日の4日に開かれた全体会議では、①一流先進国家建設に積極寄与②非核化と平和定着、北核の完全廃棄に向けた6者会談の早期開催‐など8項目の決議を採択した。
(2008.10.8 民団新聞)