掲載日 : [2008-10-08] 照会数 : 7760
婦人会も本国研修 創立60周年事業へ全力
[ 在日韓国婦人会の本国研修で表彰された人たち ]
【ソウル】在日韓国婦人会(余玉善中央本部会長)の本国研修会が9月30日〜10月3日までソウルで開かれ、全国から130余人の幹部が出席した。1日の会長会議では、来年度に迎える創立60周年について、東京で記念式典などを開催することを決め、同事業に全力を傾注するため、来年の本国研修は実施しないことにした。規約改正については中央本部に一任することで合意した。
08年度の女性部長官表彰式では、韓国女性部の辺道潤長官が、金春愛(神奈川)、李君子(千葉)、李モト(茨城)、許英順(西東京)、李福明(長野)、呉今蘭(宮城)、姜鶴子(岩手)、呉順玉(岐阜)、朴順生(大阪)の9人と東京・台東支部に表彰状を手渡した。辺長官は「地域社会で福祉向上と在日女性の権益伸張に誠実かつ積極的に尽くしたほか、韓日の親善と文化交流に貢献した功績は大きい」と婦人会の活動を高く評価した。
同日午後からは、蚕室総合運動場で開かれた「国軍の日」の行事を参観し、落下傘部隊のピンポイント着地には太極旗を盛んに振りながら声援を送った。
2日には青瓦台に金潤玉大統領夫人を訪ね、在日同胞の地方参政権や民族教育問題などで要望した。金潤玉夫人は、韓国と同様に日本も永住外国人に地方参政権を1日も早く与えるべきだとの考えを示し、在日同胞社会の宿願である地方参政権の実現に向け、皆で努力を続けていこうと呼びかけた。
(2008.10.8 民団新聞)