掲載日 : [2008-10-22] 照会数 : 5821
地域に密着広がる講座 民団宮城文化センター
新たに「ノレ」「韓国料理」も
【宮城】「民団宮城文化センター」(宮城韓国会館内)で既設の「韓国語教室」と「テコンドー教室」に加え新たに「韓国ノレ教室」と「韓国料理教室」も開講した。「ノレ教室」の開かれる月曜日は初級韓国語講座の開講日とも重なり、中には「民団文化センターに通う楽しみが増えた」という日本人の受講生も見られた。
「ノレ教室」は6日、受講登録者12人が参加して始まった。講師には洪哲仙台韓国教育院長夫人の李銀夏さんを迎え、韓国で子どもからお年寄りまで幅広く親しまれている「ホタル」をみんなで楽しそうに合唱した。李さんは、「次回から生徒たちのリクエストにも応えていきたい」と話していた。
同センターは、在日韓国人ばかりか日本人にも韓国語や韓国の文化を教えたいと、民団宮城が05年に設立した。業務として韓国への留学案内、韓国伝統舞踊団の派遣や韓国衣装・楽器・CD映像物などの貸し出しも行っている。民団では、「日本社会に根付く韓国の団体」として、将来はセンターのNPO法人化をめざす。
「ノレ教室」「韓国料理教室」とも引き続き受講生を募集している。
問い合わせは℡022・263・6961(同センター)。
(2008.10.22 民団新聞)