掲載日 : [2009-01-01] 照会数 : 5705
<民団八尾>餅つきで地域貢献 市も補助金贈りエール
[ 餅がつきあがるのを待つ建国小児童(左) ]
【大阪】民団大阪八尾支部(朴清支団長)は12月21日、同支部会館前の駐車場で近隣の地域住民と餅つきを共にした。会場には団員も多数詰めかけ、昨年を上回る数百人が一足早い正月気分を満喫していた。
八尾支部の餅つき大会は地域貢献の一環で、昨年に続いて2回目。会場となった駐車場は地域住民が提供した。在日韓国人と日本人住民が協力しあう多文化共生のモデルイベントとして八尾市も今年は20万円の補助金を贈った。同市の田中誠太市長、八尾市と隣接する柏原市の岡本泰明市長、市議会議員らも多数駆けつけ、杵を握った。
餅米は300㌔を用意した。婦人会同支部(姜春子会長)は前日から仕込みにかかり、当日は早朝から準備に大わらわだった。つきあがった餅は手で丸められ、道を行く人たちにも配られた。
大会実行委員長を務めた同支部の張炳徹総務課長は現在、八尾市内子ども会9町会の会長をしていることから、同市内の子ども会の役員らも多数、ボランティアとして参加した。
(2009.1.1 民団新聞)