掲載日 : [2009-02-18] 照会数 : 5477
病院に車いす5台 婦人会山口本部が寄贈
【山口】婦人会山口県本部(李相亥会長)は1月27日、下関市内の下関リハビリテーション病院に車いす5台を贈った。購入資金は馬関まつりやリトル釜山フェスタなどで得たバザーの収益金を充てた。
同病院は市内でも同胞が比較的多く住む竹崎町にあって地域に密着していることから選ばれた。車椅子の寄贈は06年に続いてこれが2回目。
李会長は「地域の一員として役に立てれば」と興津貴則院長に目録を手渡した。興津院長は「台数が増え、患者さんに十分行き渡るようになる」と感謝の言葉を述べた。
岩国支部でも
婦人会山口・岩国支部(具蓮子会長)も5日、岩国市平田内の養護老人ホーム「静風園」を訪れ、車いす3台と韓国のり、みかんを贈った。
同支部は福祉施設に車いすを贈ろうと、4年前からプルタブを集めてきた。だが、費用捻出には時間がかかるため、昨年暮れから会員向けにキムチを売ってきた。
藤井康民園長は「本当にありがたい。花見など外出時に使いたい」と感謝していた。具会長は「これからも続けたい」と話していた。
(2009.2.18 民団新聞)