掲載日 : [2009-02-25] 照会数 : 5843
特養ホーム故郷の家・京都 すでに8割埋まる
[ 共有スペースでくつろぐお年寄りたち ]
【京都】1月から始まった特別養護老人ホーム「故郷の家・京都」への入居者がすでに80人に達した。定員は100人と限られているが、まだ多くのお年寄りが入居を待ち望んでいる。
「故郷の家・京都」は京都市南区東九条にあり京都駅からは徒歩20分。東山連峰を一望する鴨川べりという恵まれた立地環境を誇る。特養ホームは中庭を囲むように建てられ、各階の部屋は個室で広々としている。
入居者の1世ハルモニ(87)は「部屋が広く、とても明るい。窓から見える景色もいいし、春には桜も見える」とうれしそう。別のあるハラボジ(77)は「食事も(栄養面で)よくできていると思う」と話していた。
特養のほかにもケアハウス(40人)とショートステイ(20人)を併設しており、160人が利用できる。また、玄関横には地域住民との交流の場として150人を収容できる本格的な文化ホールを設置している。
「開設式」は4月4日に行う。入居希望者については随時受け付け中。問い合わせは故郷の家・京都(℡075・691・4448)。
(2009.2.25 民団新聞)