掲載日 : [2009-04-15] 照会数 : 7625
京都は定員オーバー 民族学校入学式
[ 高校で志願者が増えた京都国際学園 ] [ 東京韓学でビデオカメラ片手にわが子を追う父母 ]
各地の民族学校で09学年度がスタートした。京都国際学園(河東吉校長)は中学校と高等学校に例年を上回る58人の新入生を迎えた。特に高等学校で入学者が増えた。
高等学校は1クラス40人で、1年生から3年生までの定員は120人。ところが、今年度は志願者だけで50人を超えたため、合格者を43人に絞った。それでも公立高校との併願者など、10数人を受け入れることができなかった。
同校は在日同胞ばかりか韓国や中国からの留学生や日本人生徒など、国籍を問わず受け入れてきた。
河校長は、「言語や生活習慣の違いを確認しお互いに理解していくところに成長がある。これは均一な生徒からなる学校ではできない体験」とお祝いの言葉を述べた。
また、大阪の建国と金剛の両学園では7日に、東京韓学もビデオカメラを手にした多くの父母が見守るなか、8日に入学式を行った。
(2009.4.15 民団新聞)