婦人会地方本部の大会(地方委員会)が各地で開催された。中央本部の60周年記念事業を今秋に控え、各地とも同事業の成功に向けて強い結束力を見せていた。
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金貞子東京会長 |
東京本部は4月24日、地方委員・代議員ら合わせて150人余りが出席したなか韓国中央会館で26期定期大会を開き、無投票で金貞子会長を再選した。金会長は「これからも初心を忘れず、支部の目線で婦人会活動を遂行していきたい」と意欲を示した。監査には呉末蘭組織部長、金京姫国際部長、呂石順氏の3人が就任した。
大会に先立って開かれた第21回地方委員会の欠席者はわずか1人。会場には地方委員の数を上回るほどの傍聴者の姿が見られた。婦人会中央本部の余玉善会長は、「歴代の中央会長を輩出してきた東京の底力を感じる」と感嘆した表情だった。
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金金子西東京会長 |
西東京本部では4月26日、金金子会長を再選した。2期目を迎える金会長は「勝負の年である地方参政権獲得運動。在日同胞の未来のためにも、オモニたちの力を総結集していこう」と新たな決意を話した。
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金瑛禮千葉会長 |
千葉本部では4月15日、新会長に金瑛禮副会長を選んだ。金会長は同胞高齢者慰労の「敬老会」に力を入れていく考えだ。
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洪光子三重会長 |
三重本部は4月27日、三重韓国人会館で第26回定期地方大会を開き、新会長に洪光子副会長を選出した。
新副会長に李明子四日市支部会長と崔美代津支部会長、李洋子監査の3人。監査は朴玉枝監査(再選)、張日鮮組織部長、李玉子財政部長がそれぞれ選ばれた。
地方委・代議員38人中34人が出席。婦人会中央本部の徐美也子副会長、許奉伊監査らが大会を見守った。
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河久子京都会長 |
京都本部は4月20日、市内のホテルで第38期定期大会を開き、新会長に河久子前副会長を選んだ。監査は金昭子監査(再選)、金和子国際部長、徐琴子組織次長の3人。
地方委・大会には125人中112人が出席。京都国際学園の河東吉校長は姜貞子前会長に感謝状を手渡した。
席上、余中央会長は、婦人会創立60周年記念事業の一環として組織功労者の李洪達右京支部顧問(94)に金一封と記念品を贈った。
大阪本部(金濱子会長)は4月24日、大阪韓国人会館で21回定期地方委員会を開き、活動方針などを採択した。方針の主なものは生活権拡充運動、民族教育など。
金会長は「力を合わせることこそが最も大きな力になる。民団とともに同胞の明るい未来にむけて頑張ろう」と呼びかけた。地方委員55人中49人が出席した。
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閔斐朗滋賀会長 |
滋賀本部は4月30日、滋賀県韓国人会館で開いた第22期定期地方大会で閔斐朗総務部長を新会長に選出した。
副会長には金泰順監査・金貞淑国際部長・林智恵子厚生次長。監査は李妙子副会長、文徳順文化部長、李甲伊副会長。地方委・代議員42人(定数57人)が参加した。
婦人会中央本部から余玉善会長はじめ姜貞子副会長、姜淑恵監査、許奉伊監査が出席した。
兵庫本部(金彩玉会長)は4月28日、兵庫韓国会館で第18回地方委員会を開き、09年度の活動方針などを承認した。
金会長は「日本の地元婦人会との共同事業をひとつひとつ積み重ね、さらなる相互交流を深めていきましょう」と呼びかけた。地方委員41人中36人が参加した。
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宋姫子広島会長 |
広島本部は4月19日、広島韓国人会館で開いた第23回定期大会で宋姫子会長を再選した。副会長は李鳳徳副会長、文松子財政部長、朴外順厚生部長、監査は劉春祚監査(再選)、張明益結婚相談部長、鄭峯姫氏。大会に先だって第21回地方委員会も開かれた。
余玉善中央会長は「正念場である地方参政権獲得に向けて心を一つにしていこう」と呼びかけた。席上、組織功労者の朴守連さん(90)に記念品と金一封を手渡した。
(2009.5.13 民団新聞)