掲載日 : [2009-06-03] 照会数 : 6274
<民団長野>「民族大学」を開講 韓国愛する人の輪拡大へ
[ 韓国の社会保障政策について講演する金早雪さん ]
【長野】韓国に関するさまざまな問題を学ぶ「ハンサモ(韓国を愛する集い)民族大学」が5月、長野でスタートした。民団とNPO法人民団長野国際協力センターが共催した。第1回は信州大学経済学部教授の金早雪さんが「韓国の社会保障政策」について講演した。なじみのない演題ながら会場となった韓国会館には50人が参加した。
金さんによれば、韓国の社会保障制度は日本と比べて遅れていたが、民主化とともに80年以降充実し、「現在は一部で追い越した」という。一方で高齢化、世界1といわれる離婚率、出生率1・08ショックなど問題は山積しているとも述べた。
第2回は20日午後1時から。信州大学全学教育機構外国語准教授の延鎭淑さんが、「もっと知りたい韓国」と題して90分間講演する予定。無料。
問い合わせは℡0263・33・6858、民団長野県本部。
(2009.6.3 民団新聞)