掲載日 : [2009-06-03] 照会数 : 7383
京都国際学園新理事長に宋基泰さん 離就任式開く
[ 新理事長の宋さん(左)と退任した李愚京さん ]
【京都】京都国際学園京都国際中学・高等学校の新理事長に宋基泰さん(67、前副理事長)が就任した。離就任式は5月21日、同校の理事・評議員ら50人余りが見守るなか、小講堂で行われた。 李愚京前理事長は京都国際学園の前身である京都韓国学校当時の01年11月、理事長に就任。生徒数の減少で経営の危機にあった同校を03年、念願だった「一条校資格」を府から取得することで救った。また、第2寄宿舎を建設し、新テニスコートも完成させた。
宋理事長は、李前理事長に「功労牌」と記念品として清水焼の夫婦茶碗を贈り、在籍7年半の功績を称えた。また、民団京都本部の王清一団長にも「功労賞」を贈った。
理事が遺産寄贈
京都国際学園の金国振理事がこのほど、父の遺産の一部4200万円を学園に寄付した。金理事の父親、鐘淑氏は崔永五理事長当時に副理事長を務め、昨年7月に死去した。同じく理事の一人である西門秀美さんは640万円を支援、食堂やトイレの水回り設備の改修に協力した。
(2009.6.3 民団新聞)