掲載日 : [2009-06-17] 照会数 : 5942
民団茨城「オリニ土曜学校」開設 専任講師が少人数教育
[ 開校式を終えての懇親会 ]
団員が施設を提供
【茨城】民団茨城県本部(金政雄団長)初の「オリニ土曜学校」が12日、ハングルアカデミーカナタ韓国語学院水戸本校(金正出理事長)でスタートした。第1期は民団側の予想を上回る21人の受講生が登録した。
低・高学年の2グループ6クラス編成。各クラス単位で週1回、1年間にわたってそれぞれ都合のよい日程で少人数授業を受ける。講師陣はいずれも、韓国の大学機関で教えた経験のあるプロフェッショナルばかり。独自に開発したオリジナル教材をもとに、楽しく学べる工夫をそろえた。
このオリニ土曜学校は成人向けハングル講座、サムルノリ教室に続く同本部の韓国文化講座の第3弾。韓国語学習の成果を確認できるようにと、2カ月後の光復節式典で自己紹介、クリスマス会や新年会では寸劇に取り組むのが当面の目標だ。孫元道副団長は「高学年には韓国語能力試験にも挑戦させたい」と話している。7日の開講式には駐日大使館から金賢中総領事もお祝いに駆けつけた。
ハングルアカデミーはソウル市に本拠を置くカナタ学院の日本分校で、金理事長が誘致した。水戸市と東京・上野に校舎がある。来年はつくば市にも開校の予定。
(2009.6.17 民団新聞)