【兵庫】民団兵庫本部防災対策委員会(河政淳委員長)は9日、市民救命士講習会を民団阪神支部(金清吉支団長)で開いた。東日本大震災のようなことが起きても地域で助け合えるようにと、同支部の金支団長が企画した。同講習会は各支部単位で開催しており、これが15回目。同支部での開催は初。
講習会には団員ら20人が参加。心肺停止状態になったときの蘇生術を学び、いざというときはAED(自動対外式除細動器)も使えるようにと実習に打ち込んだ。金支団長は、「AEDを設置してあっても、使い方がわからなければ宝の持ち腐れ。東日本大震災直後のこの時期、救命の基礎知識を身につける必要がある」と話した。
同委員会からは全美玉副委員長が駆けつけた。参加者には修了証が送られた。
(2011.4.15 民団新聞)