▼東京(金貞子会長、第23回地方委員会=4月27日)今年で30回を迎える「国際文化作品展示会」の開催が重点。金会長は「作品のレベルばかりか、展示数でも30回を飾るのにふさわしいものにしたい」と意欲を述べた。6月に予定していた済州道親睦旅行は中止とし、積み立ててきた旅費の一部を東日本大震災義捐金に充てる。また、東北地区の婦人会各県本部に「お見舞い金」を贈るため、会場で募金箱が回された。この日は地方委員46人1人も欠けることなく全員が出席。傍聴席もいっぱいになった。
▼神奈川(楊東順会長、第28期定期大会=4月21日)楊会長(72)が引き続き会長を務めることになった。楊会長は「役員の若返りで会の活性化を図る」と抱負を述べた。
▼栃木(崔龍珠会長、第10回定期大会=4月27日)任期満了に伴う役員改選で新たに李淑容会長(56)を選んだ。李会長は88年に来日、05年から婦人会活動に参加している。抱負の中で「韓国から渡日して間もない婦人たちの入会を働きかけ、組織の若返りとさらなる活性化を図りたい」と抱負を述べた。
▼埼玉(鄭京子会長、第18回定期大会=4月27日)新会長には林仁子氏(70)が就任した。林会長は、東日本大震災被災者へ少しでも多くの義捐金を送ろうとあらためて訴えた。また、各家庭で積極的にウリマルを使っていこうと呼びかけた。
▼青森(朴海子会長、第47回定期総会=5月16日)東日本大震災の影響で1カ月遅れの開催。任員改選の結果、再選された朴会長(62)は、「定例会を欠かさず、なごやかで明るい楽しい会にしていきたい」と述べた。
▼岩手(韓桂子会長、第20期定期大会=5月19日)韓会長(56)を再選。監査は新たに河和子、金=の両氏が選ばれた。韓会長は料理講習会の開催、高齢者福祉事業の取り組みに意欲を示した。大会に先立って第30回地方委員会が開かれた。
▼大阪(金濱子会長、第26期定期大会=4月28日)新会長に単独候補の賓春花前顧問(74)が就任した。賓新会長は文化活動の一環としてスポーツ部を新設する意向を明らかにしながら、「会員拡充と減少した支部の復活に向け全精力を注いでいく」と述べた。第23回地方委員会で文化活動実施、地域社会のイベント参加、コリアブライダルセンターの運営などを承認した。
▼兵庫(金彩玉会長、第32期定期大会=4月26日)会長には2人が立候補。選挙の結果、新会長に李慶子前副会長(69)が選ばれた。李新会長は「みなさんとともに組織活性化に努力していく」と抱負を述べた。第20回地方委員会では、福祉活動推進、東日本大震災の復興支援などを決めた。
席上、金前会長が東日本大震災の義捐金として50万円を民団兵庫本部の車得龍団長に託した。
▼奈良(劉代永会長、第27期定期大会=4月29日)新会長には李鍾任氏(72)が選出された。李新会長は「充実感、達成感の感じられる婦人会をつくりあげていきたい」とあいさつ。第23回地方委員会では地域福祉活動への積極参加を決めた。
(2011.5.25 民団新聞)