韓国語教室で和気あいあい
【大阪】「高麗いきいきクラブ」は民団大阪・布施支部(張守男支団長)が東大阪市から委託を受けて運営している街かどデイハウスの一つ。国籍に関係なくご近所さんが和気あいあいと自分たちの居場所が楽しくなるように工夫している。
プログラムは運動機能向上のためのエアロビやチャンゴ、趣味の韓国語と韓国民謡教室、認知症防止のための切り絵など多彩。韓国語教室の参加者たちは、クラブに通うようになって「駅に表記されている韓国語が読めた」、「韓国語の歌の意味がわかるようになった」と話す。
同クラブの前身は布施支部傘下の「東大阪老人会」。韓国人会館の1階に独自の施設を持っていたことから、当時の呉龍浩支団長(現常任顧問)が東大阪市に働きかけ、01年に街かどデイハウスとして認定を受けた。今年で14年目。同支部関係者は、「お年寄りたちの喜ぶ姿が何よりもうれしい。日本の友人も誘ってたくさん参加してほしい」と話している。
東大阪市在住者で65歳以上が対象。金・土・日を除く毎日11〜15時。料金は1日500円(昼食込)。
同支部(06・6782・6401)。
(2014.10.22 民団新聞)