【愛媛】婦人会愛媛本部(河正美会長)が7月から松山市内でスタートさせた料理体験を通して韓国の食文化に触れる親子を対象とした講座の8月のテーマは、パッピンスとトッポッキで、子どもたちの人気を集めた。在日4世の高校生2人も自ら助っ人を買って出た。
トッポッキは辛いソースを避け、きな粉を用意した。また、韓国から取り寄せた数種類の袋菓子も喜ばれた。「今度、韓国に行ったら買って帰りたい」とカメラに収める母親で人だかりができた。
ある日本人の母親は、「親子でおやつを作れると聞いて参加した。政治的な関係がよくないけれど、民間の私たちにはあまり関係ない」と話した。
子どもの手を引いた20代の父親は「韓国に旅行して食べものや人、文化が好きになった。子どもたちには偏見や差別のない国づくりを目指してほしいから」と参加の動機を語った。
(2015.9.16 民団新聞)