掲載日 : [2017-05-31] 照会数 : 7191
多文化共生交流「韓紙」工芸講座…民団島根本部
[ 韓紙を使って作品づくりに没頭する市民たち ]
【島根】「ハンジ(韓紙)」を使った伝統工芸講座が19、20の2日間、松江市の市民活動センタースティックビルで開かれた。韓国の伝統工芸の世界を知ってもらおうと、民団島根本部(金吾男団長)が今年も多文化共生交流事業の一環として企画した。
2日間で延べ38人が参加。ソウル市で工房を主宰する世界的にも著名な沈華淑さんから手ほどきを受け、独特な質感を持つティッシュケース、韓国人形セット、お菓子入れ皿、コムシン(ゴム製の靴)を次々と完成させた。
韓紙はコシがあり、日本でも密かなブームとなっている。参加者は「初めのうちこそ難しく思えたけど、コツをつかめば意外と簡単にできることがわかった」「いい体験ができた。機会があればまた参加したい」と喜んでいた。
(2017.5.31 民団新聞)