<就職フェア>就活生に高い満足感…民団福岡が初開催

　【福岡】福岡県で初の開催となった民団就職フェアが、就活学生に好評だった。当日は夏休み期間中とあって韓国からの留学生の多くが本国に帰国していたこともあり、参加者数は合わせて70人にとどまった。

　しかし、アンケートを見るかぎり内容に「不満」を表明した来場者は皆無だった。

　8月28日、会場となった福岡市内の県中小企業振興センターには航空・サービス、ホテル、ＩＴ系、総合卸販売メーカーなど10社がブースを構えた。アンケートを見ると「韓国系企業や韓国語を活かせる企業から直接、話が聞けてよかった」というものが目立った。

　今回のフェアを実務的に担った鄭在柳事務局長は「今回は初めての試みとあってまだまだ認知度が低かったようだ。しかし、このような事業は継続が大事なので今後も時期の固定化などを図りながら推進していきたい」とさらなる意欲を燃やしている。

（2017.9.13　民団新聞）