掲載日 : [2017-10-11] 照会数 : 7776
徴用犠牲者碑に韓日親善を誓う…岩手県知事も哀悼
[ 追悼碑に献花する参列者(岩手県滝沢市) ]
【岩手】第2次大戦中、韓半島から強制徴用され、過酷な労働の末に県内各地で亡くなった同胞を慰霊する式が9月11日、滝沢市の岩手産業文化センター敷地内に建つ追悼碑前で行われ、民団と総連の幹部、超党派の県議、日韓協の関係者ら約50人が参列した。
はじめに追悼碑に埋納された166人といまだ明らかになっていないすべての犠牲者に黙祷。追悼管理委員会の桶下正信委員長が「犠牲者の思いを忘れず、平和を祈念する場として、追悼碑を将来にわたって存続していく」と決意を新たにした。
民団岩手本部の申百団長は、2018年に江原道平昌で冬季五輪が開催されると報告。スポーツ交流による世界の平和と安定、そして韓日親善友好のため懸け橋の役割を担っていくと誓った。
達増拓也県知事からは哀悼の意を表すメッセージが届いた。
(2017.10.11 民団新聞)