掲載日 : [2017-10-25] 照会数 : 8332
団費準備老人に感激…福岡集中戸別訪問終える
[ 9日間で福岡支部の743世帯を訪問した ]
【福岡】民団中央本部が9日間実施した「戸別訪問集中活動in福岡」が終了した。今回は福岡支部管内全域の団員宅を対象に絞り、743世帯を訪問した。
活動したのは福岡県本部をはじめ、管内の福岡、八幡、小倉、田川、飯塚の5支部をはじめ、中央本部組織局と愛知、京都、広島、山口、長崎、佐賀、大分、熊本本部と青年会幹部のほか、在外同胞財団の職員を含め、延べ192人が連日団員宅を訪問した。
福岡支部管内は2000世帯の団員名簿があったが、事前に居住しているかをハガキを出して居住確認を行った。この事前調査に基づいて活動が始まった。
8日から13日までの6日間は、団費徴収ができていなかったり、この間民団とつながりが切れている596世帯を訪問した。14、15の両日は、147世帯を訪問し、民団活動への協力に感謝を伝えるとともに、エコバッグ、携帯電話やタブレット用のモバイルバッテリーなどをプレゼントして喜ばれた。
民団からの訪問を事前に知らされていたあるハルモニは、団費を準備して待っていた。活動者らの疲れがいやされた瞬間だったという。
福岡県本部の李相鎬団長は「同胞宅を訪ねることで『幽霊名簿』の実態や民団を歓迎してくれる団員などの実情もわかった。駐福岡韓国総領事館の金玉彩総領事ら8人が毎日応援に駆けつけてくれた。ともに活動した地方本部にも感謝したい。今後も団員との接点を大切に地に足をつけた活動にまい進したい」と決意を新たにした。
(2017.10.25 民団新聞)