掲載日 : [2008-02-06] 照会数 : 5708
在外同胞財団から民族楽器 民団大阪窓口に
[ 4団体代表と金漢翊団長(右から3番目) ]
【大阪】大阪府内の公立学校などで民族教育、国際理解教育に取り組む4つの団体・関連機関に1月29日、在外同胞財団から民族伝統楽器など合わせて50点が贈られた。民団大阪府本部(金漢翊団長)が昨年度に続いて在外同胞財団との間で窓口となり、実現した。
この中にはチャンゴ、チン、ケンガリ、プク、ソゴのほか、朝鮮王朝当時の王・王妃が頭に載せたチョクトリ(冠)のついた豪華な宮中衣装も含まれている。今年度寄贈先には堺市在日外国人教育研究会、東大阪市在日外国人教育研究協議会、大阪市民族講師会、東大阪市民族講師会が選ばれ、民団大阪府本部で金団長自ら各団体に目録を手渡した。
金団長は「民族講師の処遇など問題は残されていますが、今後とも大阪府と市の教育委員会と話し合っていきます。大変でしょうが、子どもたちの教育に尽力して下さい」と激励した。
昨年度は大阪府在日外国人教育研究協議会と大阪市外国人教育研究協議会に贈られている。
(2008.2.6 民団新聞)