掲載日 : [2008-02-28] 照会数 : 6206
小倉支部でも開設 みんだん生活相談センター
【福岡】民団福岡・小倉支部(丁萬吉支団長)は、団員の抱える生活上の悩みや相談ごとの解決への一助にしたいと、同支部内に「みんだん生活相談センター」を開設した。全国48の民団地方本部はすでに専用のTV電話を通じて民団中央本部内の「みんだん生活相談センター」に常駐する専門相談員と結ばれているものの、支部レベルでの取り組みは小倉が初めて。
同支部は、依頼主から相談を受けると、内容に応じて最もふさわしいと思われる弁護士や司法書士、税理士など各専門職に取り次ぐ。取り次ぎ手数料は無料。各専門職に対する規定の報酬は依頼主の自己負担となる。
発起人には小倉支部のほか同じ北九州地区の門司、八幡、若松戸畑の各民団支部も加わっている。昨年夏ごろから合同会議を重ね、ようやく昨年11月29日、「民団中央本部傘下の支部」として立ち上げることを正式に承認していた。
民団小倉支部でのセンター開設を実務的に支援してきた経友会小倉支部の李孝松会長は、「生活相談センターを支部レベルにまで普及させることで、民団をいままで以上に団員から頼られる存在にしていきたかった」と語っている。
(2008.2.27 民団新聞)