掲載日 : [2008-02-28] 照会数 : 6618
新校長に金明植氏 東京韓学で離・就任式
東京韓国学校(新宿区若松町)に21日、日本文学に造詣の深い金明植氏(54)が新しい学校長として赴任した。05年2月に赴任して以来、この日まで3年間にわたる任期をまっとうした尹己淑前校長には同校理事会をはじめ民団、PTA、同窓会からそれぞれ感謝状(感謝牌)と記念品が贈られた。
金校長は韓国の国際大学日語日文学科で文学博士の学位を取得。その後、中央大学校教育大学院に進み、論文「石川啄木の人間研究」で教育修士の学位を贈られた。98年から01年まで神奈川韓国綜合教育院に院長として赴任したこともある。
就任式で金校長は、英語教育の強化と放課後の教育活動拡大という従来の路線を引き継ぎつつ、教職員と力を合わせながら学校発展に尽くしたいと抱負を述べた。これに対して駐日大使館の優昌首席教育官と鄭進同校理事長(民団中央本部団長)が激励の言葉を述べた。
(2008.2.27 民団新聞)