掲載日 : [2008-03-12] 照会数 : 5133
<京都版>創団60周年行事多彩に
民団京都府本部は昨一年の間、創団60周年を記念して野遊会、ゴルフ、光復節、体育祭、送年会など各行事を行い、例年以上の盛り上がりを見せた。
■体育祭
07年10月8日、京都国際学園で開催。「京都民団創団60周年記念体育祭実行委員会」を構成して7月から準備を進めてきた。実行委員会には市内支部の支団長らが加わった。
団体戦は接戦の結果、南支部(権赫大支団長)が伏見支部(許民九支団長)と右京支部(河鉄也支団長)をおさえて、昨年に続いて優勝を果たした。昼時には、韓舞会とセマチ会が太鼓とチャンゴの演奏を披露し、雰囲気を盛り上げた。子どもからお年寄りまで約650人でにぎわった。閉会式の中で豪華賞品が当たる抽選会も行われた。
■オリニ夏季学校
京都市の野外施設「花背山の家」で8月25日から26日にかけて1泊2日で開催。オリニ47人と保護者2人をはじめ民団、京都国際学園、京都韓国教育院、青年会のスタッフあわせて77人が参加した。
■光復節式典
第62回光復節記念式典を8月15日、京都会館第1ホールで開催し、約1500人が参加した。
民団が歩んできた60年の道のり、永住権申請運動や指紋押捺制度撤廃運動、そしてワンコリアパレードなどを紹介するDVDが上映され、民団活動に貢献してきた常任顧問、顧問には金有作団長から感謝牌が贈られた。また、婦人会(姜貞子会長)本部役員からも花束が贈られた。
第2部では、「冬のソナタ」特別歌手のユ・ヨル氏と、ユン・ソクホ監督を迎えてのトークショーや歌手ソン・テグァン氏のステージが会場を盛り上げた。
■本国研修会
本部・支部職員の慰労会も兼ねて9月7日から9日までの3日間、釜山と慶州で実施された。京都韓国商工会議所(李徳浩会長)、京都慶尚北道道民会(金在河会長)、KMCクラブ(金有作会長)、民団幹部ら合わせて48人が参加した。
■07年送年会
07年を締めくくる送年会は12月7日、京都全日空ホテルで開催された。 席上、金有作団長は、創団60周年と朝鮮通信使の来日400周年にちなむ一連の記念事業を振り返りながら「これからも共生・人権・平和をキーワードに多文化共生社会実現のために引き続き努力しましょう」と呼びかけた。駐大阪韓国総領事館の呉榮煥総領事からは民団京都の取り組みを高く評価するとした祝辞が寄せられた。
この日、金団長は、特別養護老人ホーム「故郷の家・京都」の建設資金の一助にと、韓国政府から支援された3000万円を社会福祉法人こころの家族の金基周理事に手渡した。
(2008.3.12 民団新聞)