掲載日 : [2008-03-26] 照会数 : 6178
「光学級」卒業式21人に修了証 民団岡崎支部
[ 修了証を贈る民団岡崎支部の朴茂安支団長(左) ]
【愛知】岡崎市立井田小学校(板倉校長)と大樹寺小学校(権田校長)の両校で民族学級「光学級」の卒業式が相次いで行われた。卒業生は4日の井田小学校が9人、6日の大樹寺小学校で12人だった。
民団岡崎支部の朴茂安支団長から一人ずつ修了証と記念品が贈られた。大樹寺小学校では権田校長が、「光学級で学んだことを活かして将来、海外で活躍する人が出てくれたらと思います」と述べた。また、卒業生代表は「初めてアンニョンハセヨという韓国語を覚えてからというもの、韓国についての知識がどんどん増えていくのが喜びでした」と語った。
両校の「光学級」は1965年、地域の同胞子弟を対象とした課外の民族教育としてスタートした。02年4月からは正規の授業である総合学習の一環として認定され、日本人の子どもを含む5・6年生が、韓国語と韓国の歌、サムルノリなどを学んでいる。
(2008.3.26 民団新聞)