掲載日 : [2008-04-02] 照会数 : 6534
<千葉教育院>韓国語普及へ連携 県内講師が経験交流
[ 活発な意見交換も ]
【千葉】千葉韓国教育院(尹裕淑院長)は3月28、29の両日、県内で韓国語教育の普及に取り組んでいる講師を対象とした08年度研修会を同教育院で開いた。千葉県では約30人が各地の公民館などで韓国語と韓国文化の講師を務めている。両日の研修会には千葉市内はもとより四街道市、八千代市、佐倉市などから12人が参加した。
初日は神田外国語大学韓国語学科准教授の権容さんと尹院長が特別講義を担当。2日目からは民団支部や公民館などの現場で教壇に立つ講師が教材の選定や実際の教授法について事例を発表し、参加者と意見の交換を行った。
昨年8月の第1回研修会では文法を中心とした専門的な講義に時間をさいたが、韓国語講師の経験交流に重点を置いた今年は討論も弾んだ。討論では「各地で頑張っている姿を知り、勇気をもらった」「これからの教え方を考えるうえで参考になった」とする肯定的な意見が目立った。なかには「これからも毎月集まれる機会を」と望む声も聞かれた。次回は8月に1泊2日で開催の予定。
(2008.4.2 民団新聞)