掲載日 : [2008-04-16] 照会数 : 6451
民族学校 各地で生徒数微増
[ 東京韓学に入学した初等部児童たち ]
08年度新学期に際し、東京、大阪、京都の各民族学校で児童・生徒数が微増した。
金剛学園は7日、中学校に新1年生38人(定員40人)が入学した。通常は20数人止まりだっただけに、西成区から南港に移転しての対外的なイメージアップ効果が見てとれた。金剛学園では例年、中学から高校への内部進学率は9割を占めており、高校でも5、6人ほど増加した。08年度の児童生徒数は、全体で366人。全元一同校教頭は「授業の中身はなにも変わっていません。やはり、教育施設も見栄えです」と話している。
白頭学院の場合は、全体の児童・生徒数は横ばいだったものの、内部進学では、建国幼稚園の9人すべてが建国小学校へ入学した。
京都国際学園では8日、中学校に14人、高等学校に42人(定員40人)が入学した。高等学校で定員をオーバーしたのは03年12月に一条校の認可を得て以来これが初めて。認可から5年目を迎えて文字通りの国際学校として認知されてきたことと、同志社大学、立命館アジア太平洋大学など指定校の推薦枠も増え、中学校卒業生の多くが同高校へと内部進学しているためとみられる。
東京韓国学校は8日、初等部に119人(定員120人)を迎え、入学式を行った。生徒総数は初・中・高等部合わせて560人と今年度も定員いっぱい。
(2008.4.16 民団新聞)