掲載日 : [2015-09-09] 照会数 : 9575
<西東京>新団長に全實氏…会館リフォーム表明
[ 全實団長 ]
【西東京】民団西東京本部は6日、立川市の西東京韓国会館で第48回臨時大会を開いた。徐洪錫前団長が健康上の理由で辞意を表明したことによる。大会には地方委員・代議員24人(定数30人)が出席。傍聴も多数詰めかけ、関心の高さを見せた。
新団長には徐前団長の後を受けて7月から団長代行を務めてきた全實氏(74)。議長に崔玉賛前監察委員長(73)、監察委員長は朴秀浩前監察委員(63)。
厳学燮選挙管理委員長が「いずれも単独候補だった」として3人の当選を宣言した。事務局長は現職の金錦愛さんが認准を受け、そのほかの人事は全団長に一任された。
来賓として参席した民団中央本部の林三鎬副団長はあいさつで、韓国籍者の相対的な減少に伴う在日構造の変化を指摘。日本籍同胞、新定住者、総連からの移籍者を統合することが今後の課題だと述べた。
全団長は3階建ての西東京韓国会館をリフォームして耐震化を図り、1、2階をテナントとして有効活用していく考えを明らかにした。事務室は3階に置き、高齢団員のために自ら費用を負担し、エレベーター設備を導入する。工事は来春から。
(2015.9.9 民団新聞)