掲載日 : [2016-03-09] 照会数 : 11259
<青年会中央臨時大会>新会長に朴裕植氏…秋に青年母国訪問団
[ 臨時大会朴裕植新会長 ]
中央役員の上限年齢35に改正
青年会の第38回臨時中央大会が2月27、28の両日、東京港区の韓国中央会館で開催され、新会長に朴裕植氏(35、前中央副会長)を選出した。代議員77人が出席。青年会OB全国連絡会の沈勝義会長をはじめ、歴代中央会長やOBが見守った。
民団中央本部の林三鎬副団長は、「民団は今年70周年、青年会中央は来年に40周年を迎える。在日同胞社会の構造は大きく変化し、民団、青年会ともども曲がり角にぶつかっている」としながらアブハム・マズローの欲求5段階説を持ち出し、「みなさん青年たちが同胞社会の未来について大いに議論を深め、自己実現欲求を生み出してほしい」と激励した。
大会では中央本部役員就任の年齢の上限を33歳から35歳にまで引き上げる規約改正案を承認した。会員資格では18歳以上35歳までとなっているが、ここ数年、通常会員の年齢層が高まってきたうえ、組織理念を習熟しないまま役員に就任することで、会運営や活動に弊害が生じているためだ。
大会では任期満了に伴う役員改選は行わず、規約第51条‐1の特例措置(役員改選に伴い会長及び代表監査を選出できない場合、1年に限って任期延長可能)を適用させた。これによって、徐史晃会長と千義雄代表監査の任期が1年延長されたが、徐会長は辞任し、新会長に朴裕植副会長が就いた。副会長には秋貴志氏(愛知本部会長)を補選した。
今年秋に300人規模の青年母国訪問団(仮称)を柱とする新年度活動方針を決めた。
(2016.3.9 民団新聞)