今回韓国に到着したのは、数年間在アフガニスタン韓国大使館、韓国国際協力団(KOICA)、首都カブール郊外にあるバグラムの韓国病院、バグラムの韓国職業訓練院、チャリカの韓国地方復興チームで医師や看護師、情報技術(IT)専門家、通訳、講師などとして働いた専門人材とその家族。この中には10歳以下の子どもや高齢者も含まれている。
到着後は新型コロナウイルスのPCR検査を受け、陰性と確認されれば中部・忠清北道鎮川にある国家公務員人材開発院に移動する予定だ。
人材開発院で14日間の隔離生活を送り、韓国社会に定着するための教育を受けた後、6~8週間後に政府が用意した別の施設に移されるという。
韓国の法務部は安定的な定着のため、短期訪問(C3)ビザを発給した後、直ちに長期在留を認めるF1ビザを与える。人材開発院での滞在を終えた後には、自由に就業できる居住(F2)ビザが発給される。
韓国政府はアフガニスタンでタリバンが攻勢を強めた8月初め以降、韓国に協力したアフガニスタン人の民間航空機による移送を準備していたが、情勢の緊迫を受けて23日に韓国軍の輸送機3機を現地に派遣した。