掲載日 : [2019-05-29] 照会数 : 6701
『在日の相続法』出版祝賀会開く…趙慶済さんの友人
[ あいさつする趙慶済さん ]
【京都】『「在日」の相続法 その理論と実務』(趙慶済著、加除出版株式会社)の出版を祝う会が11日、京都市内のホテルで開かれた。趙さんと同じ司法書士仲間や大学時代の友人ら8人が呼びかけ、約100人が駆けつけた。
趙さんは「この書籍は日本、韓国、北韓の国際私法に関する法律をまとめ、3年かけて書き上げた。在日の相続問題に役立つことを願う」と述べた。
日本司法書士会連合会の今川嘉典会長は「渾身の力を込めた在日の相続の集大成。若い中堅司法書士にとっても重要な書籍となる」と絶賛。日本加除出版の真壁耕作取締役編集本部長は「趙先生の血と汗の結晶であり、自信をもって進められる書籍」と期待を寄せた。
早稲田大学名誉教授で弁護士の木棚照一さんが「趙さんの鋭い感覚と執念で作り上げた労作」と称え、乾杯の音頭をとった。
(2019.05.29 民団新聞)