掲載日 : [2018-05-09] 照会数 : 9226
婦人会10地方で役員改選… 4本部で地方委員会も
" 婦人会の地方大会が4月、各地で開催された。45地方本部中、10地方本部が任期大会だった。
東京(河貴明会長、4月26日=第29期)会長職に金福子(前副会長兼総務部長)、李正子(前副会長兼結婚相談部長)の2人が立候補。投票の結果、李候補が86票を獲得し新会長に就任した。金候補者は47票だった。監査は金美仙、金景安、林淳禮の3氏。大会には地方委員・代議員138人が出席した。婦人会中央本部から朴善岳会長が参席した。
2期6年の任期を全うした河前会長は「婦人会と結婚すると言って会長に就任し、楽しく過ごしてきた。今日でいったんは離婚する。皆さんの協力に感謝する」と述べた。
河会長は婦人会の案内冊子『母の力』を創刊し、新規会員の掘り起こしに努めてきた。また、チャンゴやカヤグム、舞踊などを学ぶ伝統文化講習会を開講し、受講生のために毎年1回、韓国文化院で発表する機会を設けてきた。来賓の李讃範総領事、金秀吉民団東京本部団長、東京日韓親善連合会の保坂三蔵会長らが河前会長の功績を称えた。
大会に先だっての第30回地方委員会では創立70周年記念式の開催などを決めた。
千葉(崔英子会長、4月18日=第21期)任期満了に伴う役員改選の結果、崔会長を再選した。崔会長はブライダル事業を新年度活動方針に加えた。大会に先だって第30回定期地方委員会が開催された。
西東京(鄭照子会長、4月27日=第27期)鄭会長を再選した。鄭会長は「次期会長を育てる努力をする」と約束した。
群馬(金敬連会長、4月10日=第27期)任期満了に伴う役員改選で現職の金会長の再選を決めた。金会長は金勝江前会長の死去に伴い、昨年4月から会長を務めてきた。「新会員を増やすため皆さんと協力して頑張ります」と抱負を述べた。
新潟(鄭文子会長、4月23日=第28回)新会長に南得来氏(前副会長)が就任した。就任あいさつでは新規会員の拡大に意欲を示した。
京都(金和子会長、4月20日=第41期)会長に金氏、監査は趙清美、金知多子、金鐘玲の各氏。いずれも再選された。金会長は「中京区から組織に携わって35年。この経験を活かして次世代育成に力を注ぎ、年齢に見合った勉強会やセミナーも開催していく」と抱負を述べた。朴紀蛍と金幸子の両副会長、朴貞子総務部長は留任。婦人会中央本部の朴会長は、「婦人会は和と信頼、共通の理念を持った、人と人とがつながった組織。100年に向かって美しく輝かしい婦人会にしよう」と激励した。地方委員・代議員75人が出席した。
大会に先だって第30回定期地方委員会を開き、近畿管内地方本部とのブライダル推進などの活動方針を採択した。
滋賀(金泰順会長、4月23日=第26期)定期地方大会が4月23日、本部会館で開かれ、新会長に単独候補の李美姫氏(甲賀支部副会長)が選出された。監査には張玉順(石山支部顧問)、金且鶴(前文化部長)、金玉彩(守山支部)の3氏。
副会長は李甲伊、南好子の両氏のほか新たに趙正順氏(前厚生部長)が加わった。総務部長も金貞淑氏が留任。地方委員・代議員33人中32人出席した。
李新会長は「仲良く明るい婦人会にしていく」とあいさつ。中央本部の朴会長から「皆さんの底力があったからこそ、今の組織がある。一人一人手を携え前進しよう」との激励があった。
第17回地方委員会では方針として会員研修会の実施、全国大研修会の参加、チャンゴや歌など文化活動実施などが承認された。
広島(文松子会長、4月22日=第26期)新会長に朴南珠氏(前顧問)、新監査に黄愛子(前広報部長)、張文子(前監査)、宋潤洙(前顧問)の各氏。総務部長は趙顕子氏が留任した。朴会長は「一人ひとりの力があってこその婦人会。和合、信頼をもって手を携えて進んでいこう」と呼びかけた。
第30回地方委員会では韓国チャンゴサークの継続を決めた。民団広島本部から李英俊団長らが参席した。
山口(姜春子会長、4月22日=第23期)姜会長を再選した。姜会長は「地域住民として共存共生をモットーに民団と協力しながら楽しく明るい婦人会にしていきたい」と抱負を述べた。
高知(洪英男会長、4月25日=第19回)洪会長を再選した。総会に先だって第23回定期地方総会で新年度方針を採択。
4本部で地方委員会
岐阜(黄清子会長、4月11日=第58回)黄会長は「今年も民団と協力してたくさんの行事を行っていきたい。会員どうしの親睦を図り、交流を深めていこう」とあいさつした。活動方針は各支部との交流会など。民団岐阜本部から董勝正団長が激励に訪れた。
大阪(金秋江会長、4月19日=第30回)今年度活動方針はコーラス部など文化活動の充実など。9月に卓球大会、10月は文化発表会を開催する。金会長は「組織力、知識力、オモニパワーで韓日交流の輪を広げていこう」と呼びかけた。地方委員49人、婦人会中央本部から余玉善常任顧問、民団大阪本部から呉龍浩団長、朴道秉議長、金明弘監察委員長が参席した。
兵庫(崔和代会長、4月24日=第27回)崔会長は「会員の親睦を大事にしながらこれからも民団と共に活動に取り組んでいく」とあいさつした。
活動方針はセミナー実施、神戸まつり参加、コーラスなど文化活動の継続などが承認された。地方委員42人中31人出席。民団兵庫本部から李静子議長、金泰煥監察委員長、韓商兵庫の辛輝浩会長らが参席した。
(2018.05.09 民団新聞)