掲載日 : [2018-05-09] 照会数 : 6220
1300年前にタイムトリップ…高麗王・若光の足跡辿る
神奈川県大磯町→埼玉県高麗神社
高麗神社に到着
【埼玉】1300年の時を超えて若光の足跡を辿ろう!‐。
4月27日に神奈川県・大磯町の高来神社を出発した第3回高麗王・若光ウオークのメンバー42人が4月30日、ゴールの埼玉県・日高市の高麗神社に到着した=写真。
到着式では、ウオーク実行委員会の高麗文康委員長(高麗神社宮司)が、4日間の無事に感謝し、メンバーの健脚ぶりをたたえた。初日は海老名駅までの24㌔を43人、28日は橋本駅までの25㌔を34人、29日は福生駅までの24㌔を41人、最終日は26㌔を42人が歩いた。メンバーは延べ160人、完歩したのは21人だった。
平塚市から初めて参加した30代の中村祐吾・やよい夫妻も約100㌔を歩き抜いた。参加のきっかけは高来神社境内に貼ってあった参加募集のポスターを見たことだった。一年前に同神社で挙式を挙げたことや、やよいさんの祖母が大磯生まれということもあり、「何かの縁を感じた」という。14日に高麗神社で開かれた事前学習会にも参加し、「1300年前に高麗王が大磯から高麗の地に移ってきたことに興味を抱いた」とも語った。
同ウオークは高麗郡建郡1300年を迎えた2016年4月に高麗王若光ら先人に思いを馳せようという趣旨で始まった。民団中央本部などが後援している。
(2018.05.09 民団新聞)