【長野】冬休み期間を利用して訪韓研修に参加した私立松商学園高校と長野県立西高校の女子生徒らが16日、民団長野本部での報告会に参加した。この研修は長野韓国教育院(金判院長)が青少年を対象とした韓日交流事業として企画、県内で韓国語を学ぶ高校生に呼びかけて実現した。
研修は昨年12月25日から31日まで6日間にわたって行われた。主な研修内容は文化・料理体験、和順高等学校訪問、ホームステイなど。松商学園からは公民のなかで「韓国事情」を選択科目として選んだ15人、西高校からは国際教養学科で韓国語を選択した10人が訪韓した。和順高等学校では日本語を学ぶ約200人が一行を出迎え、一緒に授業を受けたり、文化交流を楽しんだ。
松商学園の山口英里花さん(2年)は「自分の知っている言葉や、身振り手振りで相手に伝えたいことが分かってもらえたときはとてもうれしく、もっと話せるよう頑張ろうという気持ちにさせてくれた」という。
長野西高の滝沢優美さん(2年)は、「たくさん韓国のことを知りたいと思った。同時にもっと自分の国を知らなければならないと感じました」と感想を語った。
(2011.1.26 民団新聞)