韓国政府は10日、駐大阪総領事に金碩基・元ソウル警察庁長、駐広島総領事に辛亨根・駐中国審陽総領事を内定した。
金総領事は7年間、駐日大使館や大阪総領事館で勤務した体験があり、知日派として知られる。09年1月に警察庁長官に内定したが、直後に、竜山再開発地区での火災事件が発生した事態の責任を取って辞任した。
辛総領事の父親は韓国原爆被害者協会会長を務め、韓国被爆者の補償問題で尽力した泳洙氏(故人)。広島と因縁のある人の起用で、韓日関係の強化に寄与すると期待されている。
(2011.1.26 民団新聞)