【静岡】民団静岡本部(金光敏団長)は旧正月を前にした1月28日、静岡市内の生涯学習センターで正月にふさわしい韓国料理の講座を開いた。参加者は団員とその日本人の知人合わせて20人。権竒鉉さん(同本部総務部長)の指導のもとトッククと三色ジョン、スジョンガの3品を調理した。
「舌で覚えている親の味」を忠実に再現しようと試みたという権さん。調味料の使い方やダシの取り方もひと味違うとあって、参加者の表情には戸惑いも。在日の若い主婦は、「こんなにもおもてなしの心を大事にしているとは知らなかった。韓国料理って奥が深い」と感心していた。「これからも継続を」との声に応え、同本部は季節ごとに最低4回は韓国料理の講座を続けていきたいと話している。
(2011.2.9 民団新聞)