【北海道】婦人会北海道本部(金吉子会長)は7日、さっぽろ雪まつり「国際雪像コンクール」に参加した各国・地域の代表チームに体を温めてもらおうと、熱々のユッケジャンスープとおにぎりを差し入れた。
ユッケジャンスープは戸外で日夜、雪像制作に励む16チーム48人の選手が少なくとも1人2杯まではおかわりできる量を準備。おにぎりは朝からお米7㌔を炊きあげ、婦人会が総出で握った。食事会場となった大通西11丁目「国際広場」では、「ベリーグッド」の声が飛び交った。中にはおにぎり5個とスープ3杯をたいらげた選手も見られた。
同本部は、「コンクール」の始まった38年前から毎年、この差し入れを欠かしたことがない。実行委員会でも、「婦人会さんのコリアンスープ差し入れは選手団にいちばん喜ばれている」と話す。
第38回国際雪像コンクールに韓国は「新羅・石窟庵」で参加、札幌市と姉妹都市関係を結ぶ大田広域市の「守護者」と合わせ2基を出品したが、10日の市民による審査の結果、いずれも入賞を逃した。各国・地域から参加した16チームの作品は13日までの雪まつり期間中、約240万人の観覧客の目を楽しませた。
(2011.2.23 民団新聞)