民事再生法により映画配給会社シネカノンのスポンサー企業となったジェイ・シネカノン(丁廣鎮社長=ジャックグループ代表、写真右)の設立記者会見が2月21日、都内で開かれた。
丁社長は「約50億円の負債を肩代わりし、代表作品70本を含め旧シネカノンの著作権譲渡を受けた」経緯について説明しながら、「ジャックグループはアジア人のためのアジア人によるビジネス創造を推進するのが目標。今後は映像文化を通じて新たな時代のメディアリーダーを目指したい」と抱負を語った。
主な事業として、▽東アジアにおける映画の共同制作・配給▽コンテンツの流通網とライブラリーの活用▽韓日中3カ国連携による新規ビジネスなどを計画中だ。
(2011.3.8 民団新聞)