【愛知】岡崎市立井田小学校(柴田秀夫校長)と大樹寺小学校(天野道晴校長)の両校で相次いで民族学級「光学級」の修了式が行われた。修了生は2月22日の井田小学校で4〜6年生までの36人、3日の大樹寺小は16人。このうち両校卒業生(井田小12人、大樹寺小9人)には、民団岡崎支部の河隆實支団長からそれぞれ修了証と記念品が手渡された。
大樹寺小の修了式で天野校長は、「校庭に仲よく咲いている花のように日韓の仲がもっと良くなるよう願っている」と述べた。李均東駐名古屋総領事も、「みなさんの人生のなかで、この光学級が最も記憶に残る場所になると信じている。韓国語のほかにもいろいろな国の言葉を学んで世界で活躍してほしい」と激励した。
「光学級」は65年に課外の民族教育の場として開設され、02年4月からは正規授業である総合学習の一環として認定されている。愛知県教育委員会や岡崎市教育委員会などから支援を受け、民団岡崎支部がその運営を全面的にバックアップしている。修了式には名古屋韓国学校の李孝心校長らも出席した。
(2011.3.8 民団新聞)