【京都】韓国の著名な詩人尹東柱の命日にあたる2月16日、詩碑の建つ学校法人瓜生山学園京都造形芸術大学高原学舎玄関前で、同大学主催の追悼会が営まれた。民団京都本部の王清一団長ほか関係者50人余りが訪れ、献花した。
王団長は追悼の言葉のなかで、尹東柱の詩を紹介した茨木のり子さんのエッセイが日本の高校国語教科書(筑摩書房版)に今日まで20年間にわたって掲載されていることを称え、民族学校でもこの教科書を採用するよう訴えた。同大学は、尹東柱が生前暮らした下宿の跡地に建つ。
(2011.3.8 民団新聞)