小・中学生らを念頭に
【大阪】大阪人権博物館(リバティ大阪)総合展示室の改装工事が終わり1日、関係者にお披露目された。
統一テーマに掲げたのは、「私たちのいのち・社会・未来」。年間来館者約6万人の半数を占める小・中学生を念頭に、人権の大切さが分かる展示、伝わる展示を心がけたという。
3つのゾーンと、見て触れる12の体験コーナーで構成。「在日コリアン」を扱った「共に生きる・社会をつくる」では、解放後の反差別運動と民族教育運動に加え、新たに日本による朝鮮植民地支配についての展示も。展示においては在日の民族文化について詳しく紹介する一角も設けた。解説は誰にも分かりやすいようにと、漢字にはすべてルビを入れた。
写真と解説のパネルは50点。
担当した在日3世の文公輝学芸員は、「なぜ、在日コリアンが日本に存在するのかという理由。さらには、日本社会の一員でありながら独自の民族文化を維持、継承しているのが特別なことではなく、日本人が自らの文化を大切に思う気持ちと共通するものであることをわかってもらいたかった」と話している。
JR芦原橋徒歩15分。毎週月曜(休・祝日除く)と第4金曜日・年末・年始は臨時休館。大人250円(団体200円)、高校生150円(団体100円)(℡06・6561・5891/FAX06・6561・5995)。
(2011.3.8 民団新聞)