募金2000万円充て
【福岡】福岡韓国会館の全面改築事業が終了し1日、民団福岡本・支部役員にお披露目された。
現会館は60年代後半の竣工。20数年前から水漏れなどの老朽化が目立ち始め、歴代の民団本部役員が、新築か改築かで論議を重ねてきた。呉政夫現団長の昨年、ようやく改築の方向で意見がまとまった。
改築費用約2000万円は福岡韓国商工会議所(朴元淳会長)の全面的な協力を得て、団員から広く献金を募った。呉団長は、「少なくとも向こう10数年は万全」と胸を張った。この日の改築祝賀会は創団65周年記念を兼ねて博多区内で開き、韓国伝統音楽家のミン・ヨンチさんが祝いの公演を行った。
(2011.3.8 民団新聞)