掲載日 : [2021-01-16] 照会数 : 8154
コロナ治療を応援…地元病院へ1千万円寄付 金嶋観光
[ 金昭夫会長(左)と仲介役の下村治生新宿区議会議員(右) ]
金嶋観光グループ(金誠一郎社長、東京・新宿)は12日、東京都新宿区の大久保病院に新型コロナウイルスの治療に役立ててほしいと1000万円の賛助金を寄付した。
この日、民団中央本部の「みんだん生活相談センター」所長も務める同グループの金昭夫会長が大久保病院を訪れ、同病院の辻井俊彦院長に賛助金を渡した。金会長は「ニュースなどで現在、医療現場の財政が厳しいと聞いた。コロナ禍の終息の目途が立たない中、コリアンタウンに近い大久保病院に少しでも役に立てればと思い、寄付を決心した」と話した。
今回の寄付にあたっては、かねてから親交のあった新宿区議会の下村治生議員(自民党)に相談をして病院の関係者に寄付の旨を伝えてもらった。
辻井院長は「コロナ感染が拡大し始めたころから繁華街に近い病院ということで〝夜の街の病院〟という偏見と差別を受けて職員たちがつらい思いをしてきた。今回の寄付は職員たちの士気を高めるにも非常に役立つと思う。有意義に使わせて頂きたい」と感謝を伝えた。
(2021.01.15 民団新聞)