掲載日 : [2021-01-27] 照会数 : 5241
いにしえの韓日交流…高麗神社「古代装束絵巻」
[ 「虹のスカート」が色鮮やかな高句麗時代の装束 ]
【埼玉】高句麗、飛鳥、平城京各時代の宮廷装束による時空ファッションショー「古代装束絵巻」が17日、日高市の高麗神社境内であった。
高句麗装束は高句麗の古墳壁画を参考に同神社の関係者が忠実に再現したもの。色鮮やかな「虹のスカート(セットンチマ)」は高松塚古墳の西壁に描かれた女子群像、通称「飛鳥美人」とも共通しており、両国の間に文化交流があったことをうかがわせる。奈良時代の天平装束も「虹のスカート」を合わせていた。「韓流古代衣装」は高句麗を建国した朱蒙をイメージしたもの。
総勢12人の着装ボランティアたちは「にじのスカートがむすぶ浪漫‐高句麗、飛鳥、平城京からよみがえる美の祝祭」と染め抜いたのぼりを先頭に玉砂利の敷かれたランウェイを練り歩いた。
(2021.01.27 民団新聞)