掲載日 : [2021-10-27] 照会数 : 5861
「人権条例」制定へ…愛知県大村知事が表明
[ 大村知事、公明党愛知県本部、民団愛知本部の三者会談(右が朴茂安団長、4月26日) ]
【愛知】愛知県の大村秀章知事が9月定例議会でヘイトスピーチや性的少数者(LGBT)らへの不当な差別の解消をめざし、県独自の「人権条例」の制定を検討していると明らかにした。民団愛知本部(朴茂安団長)が強く要望していたもの。
朴団長は4月26日、名古屋市内のホテルで行われた大村知事、公明党愛知県本部(伊藤渉代表)との三者会談の席上、県独自の反ヘイト条例の制定に向けて「知事の指導力を発揮してほしい」と訴えていた。
三者会談後、県はネット上の人権侵害に対するモニタリング調査を実施し、専門家による「有識者会議」を立ち上げるなど、条例制定に向けての環境整備を加速化させてきた。
(2021.10.27 民団新聞)