掲載日 : [2021-10-27] 照会数 : 4193
徴兵・徴用で犠牲韓国人戦没者を慰霊…民団沖縄
[ 鎮魂の舞を捧げる金順子さん ]
【沖縄】太平洋戦争中に韓半島から徴兵・徴用され、沖縄で亡くなった約1万人とされる犠牲者を偲ぶ沖縄県韓国人戦没犠牲者慰霊大祭が23日、糸満市摩文仁の韓国人慰霊塔公園で営まれた。
主催者を代表して民団沖縄本部の南成珍団長は「韓日間の政治的冷却期とコロナ禍の中でも民団と日韓親善協会は両国の友好と平和のため、草の根の民間交流を持続してきた。この慰霊祭を通して戦争の傷を治癒し、さらなる和解と平和の道へ進んでいけるように一緒に努力していこう」と呼びかけた。
仏教式の読経とキリスト教の祈り、鎮魂の舞などが続くなか犠牲者の冥福を祈った。駐福岡総領事館の李煕燮総領事、民団中央本部からは呉英義副団長、沖縄県知事代理、沖縄県日韓親善協会の役員ら80人余りが献花と焼香を行った。
(2021.10.27 民団新聞)