【滋賀】在日韓国人教育者研究大会(在日韓国人教育者協会主催、京都国際中学高等学校主管)が24日まで3日間、大津市内のホテルで開かれた。同大会は民族教育振興を目的に各地の正規民族学校(東京、京都、白頭、金剛)の教師と韓国政府から派遣された教育院講師、民族学級の講師、民団の文教関係者らが一同に集う合同研修会。
今年、節目となる50回目を迎え、「民族教育の現在と課題‐在日同胞の歴史を振り返って」をテーマに関係者約150人が討議した。コーディネーターは河東吉同協会会長(京都国際中高等学校校長)が務めた。
23日の分科会では民団、教育院、民族学級の3つに分かれて論議した。「民団分科会」では丁榮哲中央本部文教局長が土曜学校やオリニジャンボリー、中・高・大学生の次世代母国研修など、「民団の民族社会教育」の現状とその成果について報告した。また、学校現場からは、白頭学院の崔鐵培校長、東京韓学の高正姫中高等部校監、金剛の金博之校監がそれぞれ発表した。
22日の開会式には公館から李丙駐日大使、李賢主駐大阪総領事、民団中央からは呉公太団長ら多数が参席した。
(2013.8.28 民団新聞)