【福岡】「許すな!ヘイトスピーチ」と題したシンポジウム(民団福岡本部。駐福岡総領事館共催)が6月27日、博多区博多駅南の九州幸銀8階大ホールであった。
『ネットと愛国』の著者でジャーナリストの安田浩一さんは、「ヘイトスピーチを放置しておけば、過去に起こった関東大震災のような悲劇が繰り返される事態になりかねない」と述べた。
引き続き、民団中央本部の河政男事務総長と李博盛弁護士が加わり、パネルデイスカッションに移った。河事務総長は、民団が取り組んでいる全国地方議会での意見書採択の現況について語った。また、李弁護士は、「この問題は表現の自由の域を超えている」と述べた。会場では130人が熱心に傍聴した。
(2015.7.8 民団新聞)