食や音楽など、韓日両国における多様な文化交流の促進、相互理解を目的とした韓日国交正常化50周年記念イベント「未来への架け橋」(同実行委員会主催)が19日、東京・港区のホテルで行われた。民団中央本部が後援。韓日から700人が参加した。
実行委員長の松浦晃一郎氏はあいさつで「国交正常化50周年の歴史を踏まえ、しっかりとした協力関係を続けていきたい」と両国友好への想いを語った。
柳興洙大使が「文化交流を通じて友情を分かち合う貴重な時間を設けていただいた」と感謝の言葉。岸田文雄外相は「日韓は隣国であるがゆえに難しい問題も生じているが、だからこそ、交流や対話を積み重ねていかなければならない」と述べた。民団中央本部からは呉公太団長が出席してあいさつした。
東京韓国学校のオリニと、福島県の小学生と幼稚園児たちによる友好を祝う合唱で幕開け。鄭明子さん率いるイェビッ芸術団による韓国伝統舞踊歌舞楽も披露された。これに対し、日本側は和太鼓の演奏と空手の演武で客席を沸かせた。
20日にはスペシャルサポーターとして韓国からクォン・サンウや「超新星」、日本から演歌歌手の天童よしみやクレイジーケンバンドらが出演しての記念コンサートが開催された。
(2015.7.29 民団新聞)