掲載日 : [2015-09-09] 照会数 : 6571
在日と日本人3人に奨学金…三重韓国教育会
[ 民団役員から祝福される奨学生 ]
【三重】一般財団法人三重韓国教育会(金徳俊理事長)は8月15日、民団三重本部(殷慶基団長)が四日市市内のホテルで開いた光復節記念式典席上、在日韓国人と日本人の学生3人に15年度奨学金として各10万円を手渡した。
奨学生の一人、阿倍賢さん(京都大学医学部2年)は高校生のとき、民団津支部のハングル講座に通っていた。阿倍さんは「貴重な財団の奨学金をいただき、ほんとうに感謝しています。大学の勉強はもちろん、津支部で習ったハングルを活かし、韓国と日本の懸け橋としても頑張りたい」と抱負を述べた。
三重県韓国教育会は82年の設立。設立以来、30余年間、国籍を問わず120人の学生に奨学金約1250万円、また、学術文化振興事業にも500万円を助成してきた。
民団三重がホテルで光復節式典を開催したのはこれが初めて。
(2015.9.9 民団新聞)